デバイスエクスプローラ インストールと設定
デバイスエクスプローラとは
株式会社たけびしさんの、OPC対応産業用通信ソフトウェアです。
400種類以上の制御機器にアクセス可能とのことです。
今回はiCADとTwinCATをOPC接続するために使用します。
iCADはOPC-DA、TwinCATはOPC-UAなので、その仲介役となります。
ダウンロード
まずはこちらのサイトからダウンロードします。
V7.3.0でOKです。
アーキテクチャは、「設定 → システム → バージョン情報」で確認できます。
インストール
setup.exeを実行します。
「次へ」
「はい」
ユーザー名、会社名を入力します。
体験版で使用するのでシリアル番号はaaaなど適当な文字が入力されていればOKです。
正式版で使用する場合は、購入後にシリアル番号を入力してください。
「次へ」
「次へ」
「次へ」
「次へ」
「完了」
設定
起動します。
起動方法
体験版として起動でOKです。
デバイスの追加
OPC UAクライアント
ポート情報
複数部を設定します。
※ユーザー名とパスワードはOPCサーバーで設定したものを入力します。
https://blog.ms-growth.com/blog/2024-03-01-twincat3-opcuaサーバーの中ほどで入力したものです。
デバイス追加時、接続テストを押すと、「The following certificate is not trust yet」とエラーが出ます。
証明書が無登録という意味なので正常です。ご心配なく!
無視して「次へ」
「次へ」
「完了」
証明書登録
デバイスエクスプローラの証明書をTwinCATの信頼リストへコピーします。
デバイスエクスプローラ証明書保存先:
C:\ProgramData\TAKEBISHI\DeviceXPlorer OPC Server 7\pkiclient\own\certs
TwinCATの信頼リスト:
C:\TwinCAT\Functions\TF6100-OPC-UA\Win32\Server\PKI\CA\trusted\certs
そしてTwinCATの証明書をデバイスエクスプローラの信頼リストへコピーします。
TwinCAT証明書保存先:
C:\TwinCAT\Functions\TF6100-OPC-UA\Win32\Server\PKI\CA\own\certs
デバイスエクスプローラの信頼リスト:
C:\ProgramData\TAKEBISHI\DeviceXPlorer OPC Server7\pkiclient\trusted\certs
接続テスト
「Connect succeeded」と出ればOKです!
タグ同期部で右クリック → 新規作成 → タグ
タグ作成
「はい」
タグ追加
同じ要領でY02まで設定します。
以上です。
登録商標について
- iCAD®は富士通株式会社の登録商標です。
- TwinCAT®はBeckhoff Automation GmbH & Co. KGの登録商標です。
- Windows®は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
- デバイスエクスプローラ®は株式会社たけびしの登録商標です。
- OPC、OPC-DA、OPC-UAはOPC Foundationの商標です。
その他、記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。